交通事故の初期対応から医療機関受診までの流れ~1
<交通事故が起きたらどんな対応が必要なの?>

過去、反響が大きかったコンテンツを再編集してUPします!

事故発生直後から医療機関の受診までを時系列で網羅しながら、具体的にどのような対応をするべきかをご紹介していきます。

◆交通事故発生直後の対応◆

負傷者の救護と警察への連絡及び安全確保(運転者の義務)
このセクションのご紹介は、主に運転者側のケガが少なかったケースの対応となります。

①まずは負傷者の救助を!
まず最初に行うことは、交通事故によって怪我を負った人の人命救助です。
目の前の人以外にも、事故に巻き込まれた人がいないかを確認します。
必要に応じて救急車を呼ぶなどし、人命救助にあたります。
(電話通報119番「救急車をお願いします」、事故が起きた場所等を伝える)
※負傷者への呼びかけに対して返事があるか、また頭部を強打していないか確認し、もし意識がない場合や頭部を強打している場合は、無理に動かさないようにします。
※周りに人がいるときは、119番通報やAED(自動体外式除細動器)の調達などを依頼し、心臓マッサージが必要な場合にも協力してもらいます。

②警察への通報
交通事故の大小にかかわらず警察を呼びます。交通事故が起きた場合、運転者が警察へ通報するのは法律で義務付けられていますので、必ず呼ばなければいけません。
(電話通報 110番「交通事故が発生しました」、事故の場所、状況等を伝える)
そのうえで、警察官に交通事故の概要や被害の状況、時間などを報告し、見分を受けます。
※警察から受けた見分を基にして「事故証明」が作成されます。これは適応となる保険を使う際に必ず必要になる書類です。

③二次災害の防止
道路交通法72条では「道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならない」と定められており、安全確保も重要な義務となります。
車両は可能な限り、交通事故が起こったままの状態で止めておいた方が、事故の原因究明はしやすいのですが道を塞いでしまうなど、更なる交通事故を発生させてしまう可能性もありますので、その際には妨げにならないよう、安全に事故車両を移動させる必要があります。
※この時にカメラやスマホを持っているのであれば、現場の写真を撮影しておくことで、交通事故の証拠になるので撮影しておきましょう。

◆運転者義務以外に必要な対応◆

実際の事故現場では、あまり多くのことはできない!

実は、交通事故でけがをされた患者様から「交通事故直後はインターネットに書いてあるような細かな対応は、ほとんどできなかった・・」と伺います。
例えば、相手の連絡先を確認したり、保険の種類を確認したり…
相手が目の前にいて、よほど逃げようとしない限り、後日、保険会社から連絡が来て色々とわかるようになります。
また、警察が作成する事故証明などにも様々な情報が記載されます。
むしろ、相手方と直接連絡を取るほうが、後々トラブルの原因となることが多いようです。

そのため、やはり大切なことは警察への通報です。
手方からその場での示談を依頼されても、キッパリと断り、警察が到着するまでの間に、体が動くのであれば以下を免許証などから確認しておくとよいでしょう。

・氏名
・住所
・生年月日(未成年なら親権者の連絡先、続柄、住所、電話番号、職業)
・電話番号
・免許証番号
・職業(勤務先名称、勤務場所、電話番号)
・車種、登録番号 等
※免許証などスマホでの撮影を拒まれる場合は、録音機能とメモを使いながら記録していくのもよいでしょう。(「間違いがあるといけないので」と撮影をお願いするのもいいかもしれませんね。)

①相手方が任意保険に加入しているかを確認!

自賠責保険は運転者に加入義務があるのですが、任意保険は加入義務はありません。
自賠責保険は被害者を補償対象としており、加害者自身のケガや車両、壊した壁などは補償されないうえ、限度額もあります。
つまり、加害者だった場合、自分のケガや、自分の過失で壊したものは補償されないということです。
また、被害者の立場で考えた場合では、通常自賠責保険へは被害者自身が被害者請求することで、その補償を受けることができるのですが、この手続きは複雑でとても手間がかかり、心身の負担を負った被害者が手続きをするのは、非常に大変です。
ところが、相手方が自賠責保険だけではなく、任意保険に入っている場合では、自賠責保険で補えない限度額や補償を補填する上に、被害者請求や事故証明の取り付けも代行してくれるのです。
つまり、相手方が任意保険に加入していることで、こちらの補償内容がかなり変わってくるわけです。
そのため、相手方が任意保険に入っているか否かを確認することで先々の不安も軽減できるので、ここは押さえておきたいポイントの1つです。

②どうやって任意保険の加入状況を確認するの?
運転者が車載しておかなくてはならないものとして「自動車損害賠償責任保険証明書」があります。
これには
・保険会社名
・保険契約書番号
・保険契約期間
等が記載されており、任意保険の保険証書も一緒に保管されていることがほとんどです。ただし、実際に交通事故の現場では、この書類を確認する余裕があまりないというのが現状のようです。

③交通事故の現場状況の記録と目撃者の確保
交通事故現場の見取り図や交通量、交通規制の状況等を記録できるとベストです。
スマホの動画撮影を上手く利用することで記録を残すことができます。この際、GPS機能をONにしておくと、現場の地図と照合できるようになります。
また、必要に応じて目撃者を確保し、連絡先を伺いながら証言を依頼できると、相手方との示談や調停、裁判の際に有力な証拠となる場合があるようです。

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投稿日:2021年11月20日|カテゴリ:医療情報