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交通事故の救命、映像でツタエル「Live119」!

みなさん、こんにちは。

突然ですが、みなさんは目の前で交通事故や急病人を救護するなど、救急の現場に遭遇したことはありますか?

突如として目の当たりにするその光景に、私たちはどれだけ迅速に対応できるのでしょうか?

交通事故の場合、おそらくほとんどの方は、まずは「警察を呼ぶ」もしくは「救急車を呼ぶ」という方が多いのではないでしょうか?

それでも警察や救急車が来るまでは時間がある程度かかりますし、その間に、もし人命にかかわるようなことがあれば、いったい何をどうすればいいのか…冷静に考えられる方は少ないのかもしれません。

 

交通事故のイメージ(画像:写真AC)

 

実は令和2年9月9日より、救急通報者のスマートフォンの映像を消防が即時に確認し、応急処置を遠隔でガイドする仕組みが導入されていることをご存じでしょうか?

これは交通事故や救急の対応が必要な場合、大いに活用できそうですね!

今回は、この全国179本部で導入されているという「Live119」について、その知られざる実態やその使用方法などについてお話ししていきたいと思います。

 

【交通事故の約10件に1件は重傷の事故に】

交通事故の現場に遭遇することで、救急車を呼ぶシーンは決して他人事ではありません。

緊急車両(画像:写真AC)

2024年の統計では、全国で29万895件の交通事故が発生し、このうち2598件が死亡事故、そして30日以上の治療が必要となった重傷事故が2万5910件となっています。

当院の患者さんからは、交通事故の現場で、目撃者、特に当事者はパニックに陥ってしまうことがほとんどで、何をどう伝えればいいかもわからない状態になってしまう、、というご意見を多く伺います

さらには、自分が今、伝えていることは正しいのだろうか?そんな不安を抱きながら必死に状況を伝えていた、、そんなお話も伺います。

特に、応急手当となれば、人命にかかわる可能性もあり、その不安は一層強くなるでしょう。119番で口頭で指示を得たとしても、本当にお互いに状況をが伝わっているのか、そんな不安もあるはずです。

 

【「Live119」の仕組みと使い方を紹介!】

映像通報システム「Live119」は、交通事故や救急の対応が必要な際、119番通報した人と消防の指令室が映像でつながるシステムです。

写真:Live119対応中の様子

交通事故など緊急の対応が必要な時、通常の119番での口頭による説明だけでは、指令室がその現場の状況を明確に把握することが難しく、それを元にした指示にも影響が出ることも少なくないため、通報した人の不安にもつながりやすいといわれています。

東京消防庁管内では、「Live119」は、より正確な情報を円滑に伝えるため、2020年から導入開始されました。

このシステムは、通報者のスマートフォンから交通事故などの救急現場の映像を消防指令センターに送信することで、消防が現場の状況を把握し、より正確な処置の指導を可能にするシステムです。それではその使い方を確認していきましょう。

「Live119」

① 119番通報をする

② 救急車が向かう住所、何が起きているかを伝える

③ 管制官が「Live119」が必要か判断、必要な場合、映像伝送の同意のうえ承諾

④ 電話の音声をスピーカーに切り替える

⑤ 通報者の電話番号にショートメールが届く

⑥ メールに記載されたURLをタップすると「Live119」のブラウザーが開く

⑦ 表示されたボタンをタップすると撮影を開始

画像:通報・映像送信をすることで出場指令や映像を見ながら口頭指導を受けることができる。(必要に応じて応急手当の動画を送信)

指令センターに送信された映像は、緊急車両へ転送されるほか、救護のために必要な機材の把握にも役立てられます。また、管制官は映像を見ながら具体的な救護のアドバイスを行い、応急手当などの方法がわからない場合には、解説動画を通報者のスマートフォンに送信することも可能です。

 

【「Live119」の今後の課題】

突然の交通事故や救急の対応が必要な場合、「Live119」は非常に有用であることはよくわかりましたが、その認知度の低さが課題と言われています。

実際にあった話として、交通事故の現場で救急の対応が必要な際、「Live119」を使用して映像を撮影していた通報者が、周囲の人から「遊びで撮らないで」と止められる事例もあったようです。

また、通報者が普段からスマートフォンの使い方に慣れていればよいのですが、使い方に慣れていない場合、前述したアクセス方法に従って操作することができず、結果として、従来の口頭指示に切り替えて対応したケースなどもあるようです。特に、メッセージアプリなどの使い方に慣れていない方や、通話をスピーカーに切り替えるなど、普段慣れていない操作でつまづいてしまうケースもあるようです。

自治体によっても導入状況に差があるため、出かけ先などで必ずしも使用可能ではないのが現状です。

 

【まとめ】

突然、遭遇する交通事故や救急の現場では、いつ何が起こるかわかりません。場合によってはどう対応していいのかわからず、119番の通報自体をためらう方もいらっしゃるかもしれません。

普段の119番の通報に加え、映像でアドバイスを受けることができる仕組みがあることを事前にわかっていれば、その不安を解消し、通報するハードル自体を下げることができるのではないかと考えます。

日頃から、もしもの交通事故の場面の遭遇に備え、この記事を周りの方と共有いただくことで、地域全体の通報に伴う不安を少しでも解消し、迅速な通報がより多くの人命救護につながることを願います。

あやせ駅前整形外科・内科では、地域の交通事故防止の啓発に取り組んでおります。交通事故に関するお悩みなどございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

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