![]() |
|||||
|
|||||||||||||||||
男性型脱毛症(AGA)について●1. AGAとは
AGAは、思春期過ぎに遺伝的背景を持つ男性の前頭部から頭頂部で起こります。症状は進行性で、一度症状が出始めると、その後は徐々に薄毛が進行してゆきます。AGAの人は全国で1,260万人いると言われています。●2. AGAの原因遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられています。
AGAを生じる直接の原因物質はDHT(ジヒドロテストステロン)です。DHTは5α-還元酵素によってテストステロンから作られ、このDHTが毛乳頭細胞に存在する男性ホルモン受容体と結合すると、脱毛シグナルが出され、毛の成長が止まってしまいます。そのため毛髪が長く太い毛に成長する前に抜けてしまうのです。 十分に育たない細く短い毛髪が多くなることで、全体として薄毛が目立つようになります。 ●3. AGAの治療法AGAの治療法にはミノキシジル(商品名:リアップ)を代表とした外用療法や、フィナステリド(商品名:プロペシア)の内服療法、外科的治療法である植毛などがあります。軽症〜中等症のAGAに対しては外用療法または内服療法、あるいは両者の併用を行い、効果があればそれを継続します。 この治療に反応しない場合や重症・進行例に対しては植毛を検討します。 プロペシアを用いた治療について●1. 治療のポイント
●2. プロペシアの働き抜け毛の原因物質であるDHTの産生を抑える薬です。期待できる効果は抜け毛を少なくして、AGAの進行を遅らせることです。また、一部の人では髪の毛が増える効果も見られます。●3. プロペシアの効き目5年間の臨床試験の結果で、90%の人に、抜け毛の進行を抑える効果、あるいは改善効果が認められています。●4. プロペシアの飲み方1日1回の飲み薬です。食前でも食後でも効果に差はありません。成人の男性のみ服用できます。●5. プロペシアの効果判定治療効果は、抜け毛が減ったかどうかが効果の目安となり、その判定には6ヶ月の服用が必要です。●6. 副作用プラセボ(薬効成分を含まない偽薬)を対照とした1年間の国内臨床試験において、副作用の発現頻度は4.0%でした。主な副作用は性機能の低下(リビドー減退や勃起機能不全など)、消化器障害(下痢、胃部不快感など)、臨床検査値異常(総コレステロール増加、ALT上昇など)です。しかし、副作用の発現頻度はプラセボ投与群との間に有意差は認められず、プロペシアは安全性の高い薬剤と考えられます。 治療費
注意事項
|